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2021/05/24

常陸太田市白羽町記録誌【いばキラニュース】R3.5.24

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 常陸太田市の住民団体「大好きCOCO白羽」(大津敏雄代表、会員約80人)が、地域活性化を目指して取り組むボランティア活動を冊子にまとめました。2015年にスタートした遊休地を自然公園に整備する活動の記録をはじめ、地域で埋もれてしまった文化遺産や風化してしまった昔話などを掘り起こし、約300枚の写真とともに、丹念に調べて集めた資料を収めました。
 冊子「創るものと遺(のこ)すもの 白羽町活動の記録」はA4判354㌻。「白羽町わがまち地元学 大好きCOCO白羽実行委員会」が監修しました。同地域には活動記録や地域の「お宝」を文書で残しているものがなく、大津代表が「皆さんが一生懸命に取り組んだ活動をとどめておきたい。文化遺産も掘り起こしたい」と強く感じ、1年半をかけて整理しました。
 きっかけは、市のエコミュージアム活動の提案でした。町内を歩いて「地域のお宝」を探す地域資源の調査を実施。その中で公園づくりを取り上げた。長い間、手の入らなかったの農地を借り受け、3年をかけて完成。「五厘平見晴らしの丘公園」と名付けられました。  大津代表は「ヤマザクラをメインにしようとしたが、大人の背丈の2倍もあるシノ竹に覆われ、フジのツタもからまった状態。取り除くのに大変だった」と振り返る。「林業や建設業、造園業などに携わる地域住民の協力が大きな力になった」と感謝しました。
 「遺すもの」は松倉山大聖院清水寺(せいすいじ)や地域の方言、発掘された土器、旧佐都小学校の校歌のほか、昭和20年代に地域住民が寺に集まった時の茶菓子代などユニークなものも載せています。
 非売品で120冊を制作し、地域住民などに配付。増刷や第2号の発刊も検討中だ。大津代表は「この冊子をベースに地域の案内人を育成したい」と夢を膨らませています。
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