県内が猛暑に見舞われた8月10日、那珂市戸崎の那珂総合公園周辺の畑では、暑さを歓迎するように大輪のヒマワリが咲き誇りました。
　ヒマワリは同市の「市の花」。約25万本が畑一面を覆い、青空と黄色い花のコントラストが夏の鮮やかな風景をつくり出しています。
　ただ、同公園で予定されていた市最大の祭典「なかひまわりフェスティバル」や「ひまわり迷路」などの催しは、新型コロナウイルス感染防止のため、２年連続で中止になりました。県独自の緊急事態宣言の発令や、国のまん延防止等重点措置の適用を受け、市は来場の自粛を呼び掛けています。
　同市商工観光課の鈴木芳朋さんは、「毎年きれいなヒマワリを咲かせるように頑張るので、コロナが収束したら那珂市に来てほしい」と話しました。