県内を拠点に活動する職業写真家らで組織される、IPA茨城写真家協会の写真展「茨城のトップフォトグラファー展」が6月13日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館（県民文化センター）で始まりました。会員15人、招待写真家2人の個性と技術が光る計184点が並びます。期間は6月18日までで、入場は無料です。
　全体のテーマは決めず、出展作品は風景や家族、スポーツなどさまざま。大きさや装丁も個人に任せ、それぞれ自由に構成しています。梶山泰央さんは風車を背景に女性を撮影し、鑑賞者に風を感じさせ、高松ミミさんは身近な風景に着目し、新緑を鮮やかに切り取りました。
　身近な人たちのポートレートを出品した副会長の海老原豊さんは「被写体も撮影者も動き回りながら、偶然に撮れる面白さを追求している」と笑顔で話しました。
　公開は午前9時から午後5時、最終日は午後4時までとなります。