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2023/07/10

受け継がれるわざと美【いばキラニュース】R5.7.10

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 歴代の人間国宝の名品から新進作家の最新作まで、優れた陶芸作品を一堂に展示する「未来へつなぐ陶芸-伝統工芸のチカラ展」が7月8日、笠間市の県陶芸美術館で始まりました。本県の松井康成氏(1927~2003年)を含む人間国宝の陶芸家35人全員の作品をはじめ、さまざまな名品が紹介され、連綿と受け継がれる技や美意識、国内の陶芸の伝統と発展を一望にすることができます。
 展示は、陶芸家137人の個性あふれる器やつぼ、ふたものなど名品139点を示しながら、陶芸が伝統工芸として確立、発展してきた歴史と、未来へと続く可能性を解説しています。伊藤東彦氏(笠間市)の「布目篠文大鉢(ぬのめしのもんおおはち)」は、布目模様を施した深みのある器に、光を受けて伸びる竹類の姿が描かれています。
 望月集氏の「花文大鉢(かもんおおばち)『椿(つばき)』」と米田和氏の「黒描鳥花文鉢(こくびょうちょうかもんばち)」はいずれもツバキを題材とし、独自の表現を探求する陶芸家それぞれの姿勢がうかがえます。ガラスケースの外に並べられた作品もあり、大作が持つどっしりとした存在感や迫力を肌で感じることができます。
 同館の岩井基生主任学芸主事は見どころについて、「作品の精度が非常に高い。(陶芸家らは)試行錯誤の上、地域と共に技を極めてきた」とし、特に各陶芸家の地域の中での成長に注目を促しました。
 会期は8月27日まで、午前9時30分から午後5時(入場は午後4時半まで)です。月曜は休館です。
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