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2023/09/22

皇室ゆかりの名品展 開幕【いばキラニュース】R5.9.22

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 皇室に受け継がれた近現代陶磁器の名品を紹介する「皇室と近代の陶磁 三の丸尚蔵館名品展」が9月16日、笠間市の県陶芸美術館で開幕しました。宮内庁が所管する三の丸尚蔵館の収蔵品の中から、陶聖、板谷波山(筑西市出身)らによる明治・大正期の作品をはじめ、昭和期以降の個人作家の作品、笠間や栃木・益子ゆかりの作品など、115点が展示されています。鑑賞者は、近現代陶磁史のダイナミックな変遷をたどることができます。
 三の丸尚蔵館は1993年に開館し、皇室に代々受け継がれてきた絵画や書、工芸品など9千点余りを収蔵。2020年から新施設の整備に入り、26年の完成を目指しています。工事期間中は展示公開ができないため、収蔵品を地方の博物館などに積極的に貸し出しています。
 県陶芸美術館は今回、皇室ゆかりの名品の魅力を広く伝えようと、同展を企画しました。明治期に輸出陶磁器の花形となった絢爛豪華な薩摩焼様式の作品群をはじめ、初代宮川香山や板谷波山ら帝室技芸員の名品を含む明治・大正期の作品、富本憲吉や楠部彌弌など昭和期以降の個人作家の作品が一堂に並べられています。
 また、本県の焼き物産地笠間と、隣県の兄弟産地、益子を拠点とする作家についても、皇室に受け継がれた作品などが紹介されています。笠間焼作家の先がけで、波山の教えを受けた塙彰堂の作品も展示されています。
 担当の主任学芸員は「皇室ゆかりの名品を通じ、近現代の陶磁史をたどる貴重な展覧会となりました。笠間や益子の作家との関わりを含め、じっくり味わっていただければ」と鑑賞を呼びかけています。
 会期は12月10日まで。問い合わせは同館TEL0296(70)0011。
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