弘道館など「水戸藩の学問、教育遺産群」の世界遺産登録を後押しするとともに、街に活気をもたらそうと、着物や浴衣姿で水戸市内を練り歩く「雅（みやび）　千人着物」が9月23日、同市内で初めて開かれ、参加者たちが非日常の時間を楽しみました。9月24日まで。
　水戸さくらロータリークラブ会員らで組織する「茨城創生経営者連合会」が主催。参加者は開会式後、同市の水戸城大手門をくぐり、市民会館など市内各所で観光を楽しみました。9月24日は市内で和楽器の演奏や野だて、着物コンサートが開かれました。
　同市の女性（34）は「新型コロナでお祭りなどがなく着物を着る機会が少なかった。きょう着られて良かった」と話していました。茨城大付属小3年の生徒（9）は「おはやしを聞きながら歩くのが楽しかった」と笑顔を見せていました。