３月19日に甲子園球場で開幕する予定の第93回選抜高校野球大会の出場32校を決める選考委員会が29日、初めてオンラインで開かれ、本県から常総学院が選出されました。同校の出場は５年ぶり10度目。
　常総学院は昨秋の関東大会決勝で、高崎健康福祉大高崎（群馬）に惜しくも敗れましたが、準優勝の好成績を収め、選抜大会出場が有力視されていました。
　島田直也監督は「生徒たちが頑張った結果。しっかり準備をして臨みたい」、田辺広大主将（２年）は「コロナ禍での大会だが、多くの人に勇気と感動を与えられるよう頑張りたい」とそれぞれ意気込みを語りました。
　組み合わせ抽選会は２月23日に行われ、各校主将がリモートで参加します。
　昨年は、出場校が決定した後、新型コロナウイルス禍で開幕約１週間前に中止が決定。夏の全国選手権大会も中止となりました。日本高野連は、今回の選抜大会は感染症対策を講じ、観客数を制限して開催する方向で準備を進めています。開会式は全出場校での入場行進は行わず、簡素化します。