「水戸パパイヤ栽培研究会」が栽培する水戸市産の青パパイアの出荷が9月12日、始まりました。今年は雨不足などで生育が遅れたものの、例年とほぼ同じ約６㌧が収穫できる見込みです。
作業は霜が降りる11月上旬ごろまで続きます。
青パパイアは未熟な状態の果実を野菜として食べます。８～９割が水分で、味にクセがなくどんな料理にも合うのが特徴です。タンパク質や糖質、脂質を分解する酵素が含まれ、ビタミン、ミネラルの含有量も多い。
同市鯉淵町の畑では、同会の深谷清正会長が収穫作業に追われました。３㍍弱の木の果実を、はさみを使って一つずつ切り取った。
深谷会長は「生のままサラダで食べるのがおすすめ。カレーやみそ汁など何にでも合うので、好きな味付けで食べてほしい」と話しました。
ＪＡ水戸「内原のめぐみ」（同市内原）やポケットファームどきどき（茨城町下土師）などの直売所や近隣のスーパーで販売する予定です。