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2025/09/11
急斜面登り 巨大きせる奉納【いばキラニュース】R7.9.11

葉タバコの豊作を祈る「きせる祭り」が9月7日、石岡と桜川の両市にまたがる加波山の加波山神社で開かれた。長さ2・6㍍、重さ60㌔の巨大なきせるをタバコ耕作者らが担ぎ、山頂付近にある加波山たばこ神社に奉納した。
祭りは1954年に始まり今年で70回目。降ひょう被害に遭った耕作者らが加波山神社で祈願したところ、その年が豊作になりお礼参りをしたのが始まりとされる。巨大きせるを奉納する祭りは全国でも珍しいという。
この日は、耕作者や日本たばこ産業の社員、県たばこ販売協同組合連合会員ら約75人が参加。中腹の拝殿で真ちゅう製の巨大きせるに、江戸時代から本県で作られ、三大銘葉の一つとして評された「水府葉」を含む国産の刻みタバコ40箱分を詰め、火を点けた。 煙を上げる巨大きせるを4、5人で交代に担ぎ、急斜面の山道数百㍍を一気に登ってたばこ神社に奉納した。祈願を終えると、参加者は豊作に感謝するとともに来年の豊作を祈願した。
鈴木宮司は「茨城には製造、セールス、販売などタバコに関わる人が大勢いる。祭りを続けていきたい」と話した。
祭りは1954年に始まり今年で70回目。降ひょう被害に遭った耕作者らが加波山神社で祈願したところ、その年が豊作になりお礼参りをしたのが始まりとされる。巨大きせるを奉納する祭りは全国でも珍しいという。
この日は、耕作者や日本たばこ産業の社員、県たばこ販売協同組合連合会員ら約75人が参加。中腹の拝殿で真ちゅう製の巨大きせるに、江戸時代から本県で作られ、三大銘葉の一つとして評された「水府葉」を含む国産の刻みタバコ40箱分を詰め、火を点けた。 煙を上げる巨大きせるを4、5人で交代に担ぎ、急斜面の山道数百㍍を一気に登ってたばこ神社に奉納した。祈願を終えると、参加者は豊作に感謝するとともに来年の豊作を祈願した。
鈴木宮司は「茨城には製造、セールス、販売などタバコに関わる人が大勢いる。祭りを続けていきたい」と話した。